普段バンドサウンドしか聴かない人にも80kidzはいいぞ
80kidzはALI、JUNからなるエレクトロユニット。そんな80kidzのアルバムが2021年2月に出るらしい。5年待ったよ、長いよ。
『バンドじゃないのかよー』と思ったあなた、そんな人にぜひ聴いて欲しい。
3曲目のTURBO TOWNとか大丈夫でしょ、バンドサウンドでしょ。なんかブンブンサテライツとか好きなら行けそうかと。
この時期の80kidzはバンド編成でのライブに力を入れていて、夏フェスにも出演したりしていた。バンドサウンドに傾倒していた頃なのでファンの間でも賛否両論ありそう。自分は好き。
自分が80kidzに本当にどハマりしたのはこのアルバムから
このアルバムをリリースした時期に地元の小さな野外フェスで『80kidzなんて名前ぐらいしか知らんなー』ぐらいの気持ちで、たまたまライブを観たのだが
すごいかっこよかった。
普段観るライブの縦ノリとは違う客のノリにめっちゃ戸惑ったが、そんな事どうでもいいぐらいかっこよかった。バンド編成のライブで、ギターを背中に回して弾くキーボード姿がとても印象に残ってる。
あまりのかっこよさにもうロックはダサい、とまで思った。それ程のアルバム。
I Got a Feeling、Dusk、Faceあたりが非常におすすめ。
2枚目のアルバムが1番、80kidzのイメージに近いかな。Nautilas、Red Star、Weekend Warriorと、ライブでも定番の曲が入ってるので聴いてみて。Red Starなんか好きすぎてアラームにしてる。今思えばイントロからテンションぶち上げる曲が多いな。
こうやって改めて80kidzを聴いてみると3枚目のアルバム『TURBO TOWN』は結構浮いてるように見えるけど、ギターフレーズやリズムはダンス、エレクトロから持って来てるように感じる。なのでバンド編成のライブで聴くとそんなに違和感ないかな。
あと80kidzはメロディ強度も高い、こういうジャンルにありがちなリズム重視の曲じゃない。ボーカルラインやキーボードのフレーズが口ずさみたくなるほどにポップ。でもバリバリのリズム重視の曲もあるので、器用なユニットかと。
自分は80kidzで音楽の趣味がかなり広がったので、みなさんも是非。
火力全振りバンド、RiL
アンプはVOX AC30W 、テレキャスター背負ったサブカルボーイのみなさん、明日からテレキャスにファズで。
音がデカい、こういう暴力みたいな音楽好き。
テレキャスからそんな音出んの。というかこのバンド2人なの!?
イントロからハードロック寄りのファジーなギターを弾きまくるボーカルギターのShusei、かわいい容姿でドラムを殴り倒すUrara。めちゃくちゃ絵になるんですけど。
2018年のフジロックの若手の登竜門、ROOKIE A GO-GOに出演し、音源好きの間で話題になった。同年、12月12日に初音源となる1stミニ・アルバム『iii』を発売。
このまま勢いに乗ってくるのかと思いきや、2020年10月28日のライブをもってUraraが脱退してしまった。このまま活動が終了してしまうのではと心配したが、前ドラム TAKETOが復帰したので、次回作も楽しみだ。
まだまだ、これからのバンドなので興味のある方は今のうちに。
現代の邦楽をグランジでぶん殴る、w.o.d.
みなさんグランジ好きですか?
自分は大好きです。カートコバーン最高。
グランジとは、言ってしまえばNirvanaとかのあの感じ。90年代に大きなムーブメントが起き、世界的なセールを叩き出した。いまでは信じられないがそんな時代もあったのだ。今ではグランジはメインストリームから外れ、元の1ジャンルに収まっている。
こんな令和の時代に再びグランジで日の目を見ようとするバンドが現れた、それがw.o.dだ。
歪んだベース、汚く歪んだギター、金物がうるさいドラム、これこれ!コレが聴きたかった。
Aメロでは静かめに、サビでディストーション全開ギター、ドラムもバカスカ、お手本のようなグランジ。
このアルバムの4曲lalaはダークな雰囲気で進行しつつもサビのメロは超ポップで、とっつきやすいと思う。他にも初期の代表曲が入っているので最初の1枚にどうぞ。
この2枚目のフルアルバムは全曲一発録りらしく、とても生々しい。普通3ピースの場合、録音ではギターを何本か重ねて録ることがほとんどである。しかしコレはギターが1本しかなっていない。にもかかわらずこの熱量、もう最高。特にオススメは...
もう全部です、とりあえず聴いてください。
コロナが落ち着いたら狭いライブハウスでぜひ!
ヨルシカが空のCD売ってる事について
ヨルシカ 新EP「創作」を1/27(水)に発売します。
— ヨルシカ(n-buna、suis) / Official (@nbuna_staff) 2020年11月26日
今作の仕様は【CDが入っている】タイプAと、パッケージが全く同じで【CDが入っていない】タイプBの2形態での発売となります。
デジタル時代に”CD”の在り方を問う「CD」と「CDのないCD」、是非チェックください。#ヨルシカ#創作#CDのないCD pic.twitter.com/g2VnWbcdwy
ゲスの極み乙女のバームクーヘンの時もそうだけど、どれくらい買う人いるのかな?
現在ストリーミングで音楽が月額1000円で聴き放題になりCDを買うことが少なくなった。
ストリーミングで普段聴いてるけど、ファンアイテムとして物が欲しいという需要に応えた結果なのだろか、10年前では考えられなかったことだ。
私もCDを買って、パソコンに取り込んでそれっきりということが多々ある。私は音源さえ聴ければ、歌詞カードはあまり要らない派なのだが、その逆もまた然り。ストリーミングでいいけど物は欲しいのか。そういう人もいるのだろう。
そもそもCDソフトが初めて販売されたのが1982年らしい。いまから38年前だ。デジタルメディアでこれ程長く使用されてきたものがあっただろうか。(MDなんか一瞬で消えたぞ)
いかにCDが完成され、時代に合っていたのかがよく分かる。
なんにせよヨルシカの新しい音源が楽しみである。
THIS IS JAPANは勢いだけじゃない
THIS IS JAPAN、通称ディスジャパらしい。
バンド名が清々しいくらい愚直でかっこいい。
2020年にKi/oon Musicからメジャーデビューもした、おすすめバンドである。
まずはこのアルバムの1曲目から聴いてほしい。
若手バンドらしく勢いがあってとっても良い。
他にも『カンタンなビートにしなきゃ踊れないのか』などのキラーチューンが入っていてこのアルバムから聴くのが良いと思う。
前半4曲と後半3曲の毛色が違うのはバンド内に作曲者が2人いるからだろうか。何しろ曲を書けるメンバーが複数いるのは大変心強い。
その次に出したアルバムも捨て曲がない名盤。
先ほど紹介した曲が好きなら間違いなく好きなはずだ。リードギターがいちいちかっこいい。
このバンドの強みは勢いだけではない。歌メロも非常に強度が高い。それは最初のアルバムのアメリカのカーを聴いてもらえばわかる。
THIS IS JAPAN『アメリカのカー』【MV】 - YouTube
このつい歌いたくなるメロディーが最高。こんな良い曲たくさんあるなら、メジャーから声もかかります。
メジャーでもこのまま良い曲を作り続けてほしい。
ART-SCHOOLはもっと評価されてほしい
ART-SCHOOLって知ってますか?
と聴いて『知ってる!』ってなったことないです。バンプみたいな国民的バンドではないので、いいんですけど。ART-SCHOOLが邦楽ロックに与えた影響はとても大きいと思ってます。
初期メンバー最後のライブ音源。このライブでギターとベースが脱退するのだが、そんなことは微塵も感じさせないライブ。初期のベスト盤のようなセットリストなので入門盤としてもオススメ。この脱退した2人は現在ストレイテナーで活動してます。
2期アートはベース 、ギターが新しくなったが、アートらしさは変わらず、いい曲出してます。スカーレットのイントロはオルタナ感満載でオススメです。
なんやかんやで、ベースとドラムが抜けて、サポートでナンバガの中尾憲太郎、モーサムの藤田勇の最強オルタナ布陣で出したアルバムがもう最高。一曲目から持っていかれます。
ART-SCHOOLは海外のオルタナ、グランジを日本向けに上手く取り込んだ音楽性だと思う。
この方面のジャンルではナンバーガールの次ぐらいに邦楽バンドに影響を与えたと思うのですがどうですか?
そんなことどうでもいいので、一度聴いてみて。
the band apart はとりあえず聴いたほうがいい
バンアパの1stアルバムK. AND HIS BIKEを初めて聴いた時の衝撃!当時高校生だった僕はバンプ、アジカン、エルレなど、レスポールで歪ませたギターの音楽ばかり聴いていた。TSUTAYAでなんとなく借りたバンアパのアルバムK. AND HIS BIKE。
1曲目のクリーンなギターサウンドを聴いた時、ギターでこんなオシャレな音が出せることを知った。
このアルバムのcoral reefのmvはアメリカの西海岸みたいなイメージ。
だけど僕はこのCDを買いに北日本の雪の中、隣町のCDショップまでチャリで買いに行った。その思い出が強すぎて完全に冬の曲である。でも曲は最高に爽やかでかっこよい。
このミニアルバムはやばい。初めてライブハウスに行った時はthe Surface ep.のリリースツアーだった。
特に2曲目のfree fallがおすすめ。
また、後期のアルバムは日本語詩の曲もあるのでぜひ